歪みとは一生懸命、体が頑張ってきた結果あらわれるものです。
そもそも、自然界には完全な左右対称は存在しません。
ゆがみ とは自然なことです。
日常生活で左右均等にからだを使っている人はいませんし、
自然界を見渡しても 草や木などまっすぐに見えても、
近くで見ると捻れていたり曲がっていたりします。
わずかな ゆがみ は怖がらなくてもいいと思います。
しかし、極端な ゆがみ は体の不調や痛みにつながります。
そこは積極的な治療が必要です。
では、なぜ歪むのでしょうか?
それは、日常生活の癖や習慣による筋肉の緊張、
こりが大きな原因のひとつです。
筋肉は、緊張し、こって固くなると縮む性質があります。
筋肉は骨にくっついているので、縮んだ筋肉が骨を引っ張り、
その状態が長く続くと歪んできます。
さらに続くと骨が変形してきます。
骨にアプローチする治療で 入った、とか整った、とか表現することがあります。
が、 根本原因である筋肉の緊張が取れなければ、また戻ってしまいます。
変形して固まった症状でなければ、筋肉をほぐすことで
ゆがみ は整っていくことがほとんどです。