腰が痛いのは年のせい と思われている方も多いかもしれません。
実際はどうなのでしょうか?
以下引用文
腰痛は老化が原因だと思いこんでいる人はかなりいるようですね。しかし、腰痛と老化現象とはまったく関係ありません。もし老化が腰痛の原因なら、腰痛患者は高年齢者ほど多く、若い人には少ないはずでしょう。ところが現実はまったくちがうのです。
(中略)
このグラフからもわかるように、腰痛を訴えるのは3,40代がもっとも多く、その後は歳をとるにつれて徐々に減少していきます。はじめて腰痛を体験した年齢も、20代をピークに減少しています。老化現象と腰痛は関係ないということが、これではっきりしたでしょう。
引用 : 「 腰痛は怒りである」 (長谷川淳史・春秋社)
腰椎や椎間板が変形している人の割合は高齢者ほど高くなっていますが、老化現象と腰痛は関係ないということです。( ただし、腰に限らず骨の変形が進行する過程において炎症が起こり痛みが発生することはあります )
「そんなことはないでしょう」と思う方もいるかもしれませんが私も腰痛と年齢はあまり関係ないと考えています。
これは希望のある話です。年齢を重ねて変形があったとしても筋肉を柔軟に保ちケアしていけば痛みから解放されることが期待できます。逆に若くても筋肉メンテナンスを怠り、硬い筋肉の状態が続けば痛みに悩まされてしまいます。