姿勢が悪いと背中が曲がってしまい、そのうち骨の変形が進んでしまいます。
日常で姿勢を 気をつける 意識は大切ですが、正しい姿勢を間違って想像してしまってる人がいます。
正しい姿勢とは背筋をピンと伸ばして 「 気をつけ 」 のような姿勢ではありません。
これはすぐに疲れてしまいますし、とても不自然な姿勢です。
本当に正しい姿勢とは リラックスできて、疲れにくい姿勢。 でよいのです。
だらけた姿勢とは違いますが、あくまで脱力している状態です。
その為、正しい姿勢は人によって微妙に異なりますし異なっていいと思っています。
いわゆる正しい姿勢を保つために
体の筋肉が硬く強張っていては、いくら意識をしても、すぐに悪い姿勢に戻ってしまいます。
例えば背中の筋肉が硬く張ってくると、張った筋肉を伸ばす事で少し楽になるので、無意識に猫背になってしまいます。
まず、体の硬さを和らげてあげる事も 正しい姿勢をとる上で大切な要素になります。
体のメンテナンスと、ご本人の正しい意識が大切です。
正しい姿勢を意識する為にわかりやすい例を紹介します。
身長を計るときのように壁に背を向けて立ちます。
頭、背中、お尻、かかとの4箇所をしっかりと壁に付けます。
壁に寄りかかるのではなく、触れるくらいでキープします。
腰が反っている場合はお腹に力を入れて、壁との間が空きすぎないようにします。
そのまま10秒くらいキープして正しい姿勢を体に覚えさせましょう。
リラックスした状態でこの姿勢ができる様になるとよいです。