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痛みとは、外部からの刺激を電気信号とし で認知します。

しかし、痛みには外的刺激がなくても感じる痛みが存在します。

痛みと脳の働きは深い関係にあります。


精神的ストレスも一時的なら問題になりませんが、長引いてしまうと体調に影響がでます。


強い不安や怒りで交感神経が興奮して血管を収縮せます。

末梢の血液循環が悪くなり組織が酸欠状態になります。

この酸欠という危機状態に反応して発痛物質( ブラジキニン、プラスタグランジ 等 )が血管から産生され知覚神経 (ポリモーダル侵害受容器 )を介し脳に電気信号として痛みを伝えます。

その痛みがさらにストレスを招き痛みの悪循環(慢性痛)になってしまいます。


つまり、この場合の痛みは組織に血液が不足してますよ。という体からの危険信号(サイン )です。

そして、脳が電気信号にて実際に痛みを感じているこの現象の正体は不安や怒りという感情 「人の心」 が大いに関係しているのです。

悪循環が続き慢性化してしまうと、 通常は警告信号でしかない痛みが病気そのものと化してしまうのです。


この痛みの悪循環を 断ち切らなければいけません。


副交感神経興奮・血管拡張・筋肉リラックス・抹消組織の血流量増・組織に酸素が十分にたりた状態。

この状態を維持する事で体と心が変化していきます。

維持するのに必要な治療期間や治療頻度は患者さんの症状によって変わります。


ストレスを感じないようにするオススメの方法

ビジネス本を読んでいて共感した箇所があったので本の文章そのままではないですが要点をまとめて紹介します。

ストレスの最大の原因は、言わずもがな他人の目であり、より正確にいうと、他人の目を気にしすぎるキミ自身なのだ。

一般的に、ストレスを解消するにはカラオケや買い物、など気晴らしをするとよいとされていますが ストレスの元 (ストレッサー )から逃げるというやり方があります。
これはかなり効果があるが 逃げる というと何だか卑怯な感じがしてしまうと思ってしまう場合があります。そんな時は スルーする と表現を変えれば抵抗感はやわらぎます。

気の合わない人、少し話して不愉快にさせられる人とはなるべく距離をおく。ストレスになりそうな対人関係や状況から自分を切り離すということです。

自分の気持ちや自分の時間を守るため大切な行為ととらえ正々堂々と実行しましょう。

と書いてありました。 仕事の現場などでは難しい場合もあるかと思いますが 状況に応じてスルー してみる事も自分の為に大切な事だと思います。


自律神経とは

交感神経(緊張、危険が迫った時など緊急行動には必要)
副交感神経(緩和、リラックス。普段は副交感神経が優位の方が良い)

にわかれます。 自律神経は状況や場面によりどちらが優位かは常に変化し、バランスをとってくれています。



自律神経が乱れる原因

食生活習慣、睡眠不足、長時間の同一姿勢(スマホ、パソコン作業)、働きすぎ、運動不足、家庭や職場の人間関係など さまざまな要素が絡んできます。


慢性痛の根本解決には総合的なアプローチが大切で、施術者による一方的な治療だけでは足りず、患者さん自身の生活を見直し改善する気持ちも必ず必要になります。

当院にて辛い痛みから解放できるようお手伝いさせていただきます。

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おくむら

鍼灸接骨院

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